こんにちは、ぐうたら主婦のあのたまです。
ただいま4回に分けて、エッセイ漫画「友達が欲しい…」を描いています。
今日は「自然体で友達と接すること」に焦点を当てています。
自分の性格を変えようとした子供時代…
元々、小さい頃から「いい子にならなきゃ…」という気持ちはあったワタクシ。
しかし、その気持ちを更に強くしたのは、中学生の頃、
仲良しだったグループに仲間外れにされた事がキッカケでした。
とても悲しかったのですが、自分に悪い所があるいう自覚あったので、
私は改めて「良い人」になりたいと決意したのです。
その結果、中学生以降の友達付き合いはそれまでとかなり変わって、
「良い人」を参考にしながら、「仮面」を被りつつ人と付き合っていました。
「どうやったら、あの子に嫌われずにコミュニケーションが取れるだろう?」
「今の言葉で、相手に嫌な気持ちにさせてないかな?」
という具合に、いつも相手の顔色を窺っていました。
だから、もちろん疲れるのですが、成果も現れ始めるので、
「よっしゃ、これでこのままイケる!」とそのまま突き進みました。
そして、いつしか「私は変わった、良い奴になった…」と思うようになり、
自分の「悪」の部分を、抑圧していってしまったのです。
やはり根っこは何も変わらない、疲弊する友達付き合い…
けれど、大学生になってそれが途端に上手くいかなくなります。
今まで通り上手くやっているつもりなのに、
ある一定の子から大いに嫌われてしまいます…(;^ω^)
ついでに言うと、なんか周りに「大切にされていない」感じ…(笑)
「なんで!?私はこんなに皆に気を使っているのに…!」
と、当時は理解できませんでした。
(今だから分かるのですが、私は自分を「良い人間」だと思っていたので、
相手の「悪い」部分を赦せてなかったんですね…。
「真面目さ」を盾にして、大分ウザかったと思います…(;^ω^))
そのスタイルは社会人になってもそのまま続くのですが、
ある時に、自分と同じような人がいると気付いたのです。
(実際は何回か段階を踏みながらだったのですが、ここでは端折ります。)
ニコニコして優しそうで気遣いが凄くて…。でも、どこか疲弊していました。
優しさがある一方で、怒りと憎しみの気配が漂っていました。
そして、人に何かを「期待している」のです。
その時、気付いたんです。「ああ、周りには全部ばれていたんだ…」と…。
友達がいない!?だってその性格の悪さ、全部ばれてるYO!
私の心の底には、これまでの人付き合いや友達付き合いで積み重ねてきた、
不満や怒りが、溜まりに溜まっていたのでした。
「こんなにも優しい私を認めて!」「私を大切に扱って!」
セラピーをしていくと、こんな思いが沢山あったのでした。
これらの気持ちを解放して、今までのように「善」だけでなく、
自分の「悪」部分をきちんと見つめて、受け入れることにしました。
そして、ようやく「この性格の悪さは変えられない。もうしょうがない。」
という気持ちなり、
「善悪両方持つ自分」=「自然体で生きよう」と決意するのでした。
友達は増えないけど、気持ちが楽になった!!
さて、自然体になったからといって、いきなり友達が増えるとか、
そういうシンデレラルートはもちろんありません!(笑)
また、逆に性格が小さい頃のように、わがまま放題になることもありません。
今まで通りにしながらも、自分は「良い奴」じゃないという自覚を持ち、
(同時に悪い奴でもない)他人に「好かれようとする」のを辞めることにしました。
自分の気持ちに無理をせず、ある意味で適当になり、
周りに自分がどう思われてるのかを気にしないように心がけました。
(もしも、気になってもセラピーで解放していきました。)
すると、それまでと比べて、なんと楽な事でしょう!(*´ω`*)
人と接する際の気持ちが、本当に楽になったのです。
自分が嫌な奴(嫌な部分を持っている)という自覚もあるので、
相手のちょっとしたこともお互い様…、という気持ちにもなれます。
元々が外向きの性格では無いので、
今でも「人と会うと疲れる」というのはありますが、
それでも過去に比べたら雲泥の差です…。
仕事の場合は友達付き合いほど上手くはいきませんが、
なるべく自然体を心がけることで、
無理し過ぎることなく仕事が出来るようになってきていると感じます。
この「自然体で生きる」というのは、まだまだ道半ばですが、
より生きやすく生きていけたら良いなぁと感じています…♪(^^)
ところで、友達が沢山いる友達などに、色々と話を聞いたりするのですが、
大体は「深く考えたことも無いからよく分からない」と教えてくれます…(笑)
本当に自然体なんですね…(*´ω`*)
私もそのうち「友達付き合い」そのものについて、
意識することが無くなっていけば良いなぁと思いました。
前↓↓↓
続き↓↓↓