あのたまのクリスチャン生活

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嫉妬心は上下関係…!?優越感と劣等感について

嫉妬心 エッセイ漫画

嫉妬心 エッセイ漫画

こんにちは、ぐうたら主婦のあのたまです。

ただいま、何回かに分けてエッセイ漫画「嫉妬心を解消する方法」について記事を書いています。

九回目の今回は「優越感と劣等感」について焦点を当てています。

嫉妬心は上下関係…!?優越感と劣等感について

前回の記事では、承認欲求を満たすためには「自分を認める=劣等感を受け入れる」ことが大切だというお話をしました。

私自身、長年この劣等感と向き合うのが本当に怖かったのですが、受け入れて気付いたことは、受け入れても目の前の現実は何も変わらず特に問題が無いということでした。

そして、もう一つは今回のテーマですが、劣等感を強く感じて自信を無くしているような時は「目の前の出来事・人間関係を上下関係に見ている」ということでした。

必要以上に他人を持ち上げて、自分の価値を下げてしまう

普段の状態や気持ちに余裕がある時は、誰もが身近な人間関係や物ごとにおいて上下関係についていちいち考えていないと思います。

もちろん、会社や学校など常識的な礼儀としての上下関係はありますが、それらを除けば、そもそも、意識すらしていないかもしれません。

しかし、何かのきっかけで相手と自分を比べて劣等感を強く感じて心に余裕が無くなると、私達は「相手が上で自分が下だ」と物ごとを上下関係で見てしまいます。

私自身は、嫉妬心が起こると毎回、嫉妬をすること自体悪いことだと思ってしまっていたので、必要以上に自分を下げてしまうと同時に、必要以上に相手を持ち上げてしまうというクセが出来ていました。とことん、自分の価値を下げてしまうのです。

もしかしたら、人によってはその逆をしてしまう人もいるかもしれません。

つまり「相手のやっていることなんて大したこと無い」「あんなこと出来るけど、本当は裏で酷いことしているんだよ」と相手の価値をとことん下げて自分を保つ行為です。

どちらにせよ、余裕が無くて、事実を冷静に見られなくなってしまうのです。

劣等感が強いと、優越感も強くなってしまう

何かのきっかけで他人と比べた時に、劣等感を感じるか優越感を感じるかは、その人その人で違うと思いますが、上下で見ていることには変わりありません。

私の場合はとにかく劣等感が強かったのですが、劣等感が強いということはそれだけ優越感も感じていただろうということでした。

というのも、劣等感を感じると「自分はだめだ!ダメな奴なんだぁああ~!」と感じてしまうので、それだけ「ダメじゃない奴にならないと!」と頑張ってしまい、自分に何かしらの「価値」を付けようとするからです。

そして、仮に自分が求める価値が得られた時、周りの人より「自分の方が上だ!」と他人を見下すようになってしまうのです。

過去にそれまで仲が良かったのに、夢を叶えた途端に手のひらを反すように冷たくなった友人に出会ったことがありますが、そういう人は「もう私とあんたは違うのよ!」と優越感を感じていたのだろうと思います。

あの時は「何かしちゃったのかな?」とかなりショックでしたが、今思うと、彼女が嫌っていたのはもしかしたら過去の「ダメな自分」だったのかもしれません。

一方、そこまで頑張れなかったタイプの私は優越感を感じるような場面がそこまで訪れなかったのですが、それでも、職場のマダムにキツく当たられていた時は「ここまでじゃない…こいつよりはマシだ…」って思って、その人格を見下していたことがありました。

その頃からちょうどセラピーを始めていたので、投影の法則で自分が相手と同じようなことをやってしまっていると気付いた時は愕然としましたが…(;^ω^)

このように、優越感と劣等感はコインの裏表のようなものです。

劣等感を感じると苦しいので、どうしてもそこから抜け出して優越感を感じる方に行きたくなってしまいますが、そもそも、何故、優越感を感じたいのでしょうか…?

優越感を味わうことで一体、何を得ようとしていたのでしょうか?

次回は、なぜ自分は「優位」に立っていたいのかについて、じっくり考察してみたいと思います(*´ω`*)

 

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