あのたまのクリスチャン生活

聖書と賛美とお祈りの日々をつづります。

読書感想!「アリスの丘 ティールーム」行ってみたかった話

こんにちは、ぐうたら主婦のあのたまです。

今日はちびちびと進めている年末大掃除のノルマを終えた後、

予約した本を図書館まで取りに行き、読書して過ごしていました♪(*´ω`*)

今回はいつものレシピ本や温泉関連の本に加え、先日の記事でも少し触れた、軽井沢にある「アリスの丘ティールーム(今現在は閉店)」の運営者だった三宅一郎さんと森村桂さんの本などを借りてきました(*´ω`*) ↓↓↓

www.anotama.com

作家で画家、ティールームではお菓子を作っていた奥様の森村桂さんの本は、とてもメルヘンで可愛いです…♪(*´ω`*)

森村桂

イラストが可愛い~♪♪(*´ω`*)

中身も読んでみましたが、軽井沢での生活のこと、お菓子作りのこと…、ふわふわとして、とても夢に溢れる感じの本でした。

上皇后美智子様(当時は皇后)や有名人の方とも交流があり、父親が作家だったり、本当に人脈が凄い方なんですね。

思った通り、この方の本を小さい頃に読んでいたら、ご存命中に間違いなくファンになって軽井沢のカフェまで足を伸ばしていたことでしょう(#^^#)

一方、ご主人の本は、そんな夢キラキラ夢のような生活の中で、実際、裏で起こっていた事件・桂さんの病気(心の病)の看病のことなどを綴っています。

三宅一郎

読後感が重いけど、考えさせれる内容です

それぞれ、内容が「夢と現実」的に真逆なだけに、読み終えた後、色々と考えさせられました。なので、せっかくなので記録として残しておこうと思います(*´ω`*)

目に見える幸せ 目に見えない苦しみ

二冊の本を年代なども照らし合わせながら読んだのですが、なんというか…「凄まじいな…」という感想です(;^ω^)

妻の桂さんの本だけ読めば「夢いっぱい、幸せな世界」です。

ですが、それを陰で支えたご主人の本を読むと「欲望と愛憎、精神崩壊のリアルな世界」が見受けられます。

桂さんのメンタル崩壊の原因は、桂さんのお母さんとの関係や、共依存の友人関係など、その原因は色々と書かれていました。

しかし、ご主人の本の中でお医者さんの言っていた通り、病気だけでなく本人の性格でもあって、その責任は本人が取らなければいけないのだな…と感じました。

「こうでなければいけない」という強すぎる思い込みさえなければ、それほど苦しまなかったのかもしれません。

看病していたご主人も、奥さんの介護や騒動の後始末などから、うつ病を患ってしまったようで、書籍やカフェの運営を通して沢山の人に夢や希望を与える一方で、その逆の影響も周囲に与えていたんですね。

自分を大切にすること 周りの人も大切にすること

私はこれらの本を読んで、自分も一歩間違えば、同じような狂気に落ちていく可能性があると感じました(;^ω^)

まぁ、森村桂さんのように、人付き合いが少ないので自分に悪影響を与える人というのもいないですし、金銭的なことを目的に近づいてくる人もいないんですが…。

でも、感受性が豊かですし、思い込みが激しいですし、考え方が極端です。

なので「理想と現実のバランスを大事にして生きていこう」と改めて思った次第です。

自分を大切にするのは良いですが、それが行き過ぎると、ただの「ワガママおばさん」になって周りを不幸にしてしまいますよね。

一方で、周りを大切にし過ぎて、自分をないがしろにするのは精神衛生上よくないですし、疲弊して周りに良いように使われてしまいます。

極端にならず、自分も他人も犠牲にすることなく、それぞれ大切にする道を模索していきたいものですね(*´ω`*)

そして、そのためには「自分」というものを強く持ち過ぎないことが、大切なのかもしれません。

桂さんが書いた世界、ご主人の三宅さんが書いた世界、そのどちらも本当のことなのだと思います。

私の中に在る相反する部分、この本を一つの学びとして、これからも心のことを探求していこうと思ったのでした(*´ω`*)

森村桂

「忘れんぼのバナナケーキ」のエッセイを読んで♪

森村桂

美味しい!紅茶と一緒に召し上がれ~♪(*´ω`*)

以上、読書感想文まで…!(*´ω`*)

早速、お菓子作り影響されちゃってますね(笑)