こんにちは、ぐうたら主婦のあのたまです(*´ω`*)
ここ最近、以前からずっと気になっていたWOWOWオリジナルドラマ「ペンションメッツァ」のDVDをようやく借りることが出来ました!
(近所のレンタルショップでは、どうやら誰かが持って行ってしまったらしく(盗難)、ずっと借りられなかったのです…( ;∀;))
私はペンションが好きなので、まずペンションが舞台になっているのに惹かれたのと、お気に入りなドラマ「パンとスープとネコ日和」と同じ監督さんであること、映画「かもめ食堂」や「めがね」などに出演している小林聡美さんやもたいまさこさんが出演していることで、情報が入った時からDVDになるのを楽しみにしていました。
ただ、監督の松本佳奈さんの映画「マザーウォーター」や「東京オアシス」はあまりフィーリングが合わなかったので、購入する前にまず借りてみようと思った次第です。
結果はというと、「ペンションメッツァ」はめちゃくちゃ心にヒットしました!!!(*´▽`*)なので、もうこれは買いますよ~(笑)
今回は、そんな何度も見たくなるようなドラマを見つけたので、せっかくなので皆さんにご紹介&感想を書いていきたいと思います~♪
↓↓↓予告編はコチラ
ドラマ「ペンションメッツァ」のあらすじ
上記のDVD情報のリンクに飛んでいただければ詳細は書いてあるのですが、ここでもザックリと書いておきますね。
ペンションメッツァは全6話、一話25分くらい(?)のショートストーリーからなるドラマです。自然あふれる森の中でペンションを経営する主人公のテンコ(小林聡美)さんのもとに、いろんな思いを持ったお客さんが訪ねます。
一話一話、毎回ゲストが変わります。物語としては特に何か大きなことが起こる訳でもなく、主人公がゲストとゆるりと時間を過ごして一緒にご飯を食べてお喋りするだけなので、見る人によっては退屈かもしれません。
ですが、ゲストと同じようなことで悩んだり、同じような感性を持った人は癒されるものがあるかもしれませんね…(*´ω`*)
ドラマ「ペンションメッツァ」の感想
それでは、ネタバレにならないように気を付けながら書いていきたいと思います。
まず全体的な感想としては、自然の美しさとペンションのウッディさ、美味しそうな食事の映像で癒されました。そして音楽はしっとりと心地よいです。
私が好きなものが全て揃っているので、内容以前にもう最高ですね~(#^^#)
エンディングテーマである大貫妙子さんが歌う「空飛び猫」は思わず口ずさんでしまいます。
一回目よりも二回目の方が沁みてきて、スルメのように噛めば噛むほど味が出る作品のように感じました。
そのため、個人的にはDVDは死ぬまで手元に置いておきたいな…、という感じです。
一話「山の紳士」
一話目はペンションの庭の茂みから突然現れた「山の紳士」がお客さんです。
帳簿の住所に「東京」としか書かない客を泊めちゃって「いくらなんでも危なすぎない!?」と一瞬リアリティを追求してツッコミそうになりましたが、そういうことをごちゃごちゃ言ってたら野暮です…(#^^#)
これはもうほっこりな話で、とにかく役所広司さん演じる紳士が可愛すぎました…♪(笑)
料理も美味しそうで「ハンバーグ食べたい!ペンションに行きたい!」という気持ちがMAXになりましたよ(笑)
二話「ひとりになりたい」
二話目はひとりになりたいお仕事を頑張っている若い女性のお話。
キャンプ場ではありませんが、一人登山で過去にも同じような経験をしたことがある私は「あ~、分かる分かる」と思うような回でした。
あの頃ミツエさんのように、私も出口の出ない悩みを聞いてくれた旅館のご主人と出会い、同じようにスッキリした気分で帰りましたっけ…(*´ω`*)
この物語のゲストのミツエさんはどうか分かりませんが、この話を見て「ああ、当時はひとりになりたかったんじゃなくて『「ひとりになりたい私」を誰かに見てほしかった、理解してほしかったんだなぁ…』と思いました。
三話「燃す」
三話目は常連のお客さんである、世界を旅して写真を撮るフキさんの心の悩みに触れていくお話です。といってもかなりサラリとして重たくないです。
2人の会話のリズムと雰囲気がとても楽しかったのと(焚火のシーン)、女優の板谷由夏さんが美しい…❤とうっとりした回でした。(私はTVに詳しくないのでこの方を今回、初めて知りました~♪)
あと、フキさんのビールの飲みっぷりが良い!ビール飲めないけど飲みたくなりましたよ!(笑)
こういうサバサバしてカッコイイ女性に、私は今も昔も憧れています(*´ω`*)
四話「ヤマビコの休日」
四話目は、一話から登場していた美味しい野菜を配達するヤマビコさんのお話。
山中崇さんは私の中で「深夜食堂のヤクザのイメージ」しか無かったのですが、この回で一気にイメージ塗り替えられました。
ヤマビコさんの「毎日を愛おしく生きている感じ」は、今まさに自分が実感していることで、「なんか良いなぁ~」と感じました。
ベランダでシャンパン飲んでいるの見てお酒が飲みたくなりました(#^^#)
私もヤマビコさんみたいに「古墳」見に行ってみようかな…(笑)
五話「むかしの男」
五話目はテンコさんの昔の恋人コマちゃんがやってきて、思い出話に花を咲かせます。そのなかで2人が歌を歌うシーンがあるんですが、あの歌は出来ればハモって欲しかったなぁと思いつつ、その後の散歩シーンはBGMと共になんか泣けてきます。
めちゃくちゃ切なくなって、自分自身の過去のあれこれが思い出されました。
このお話が、個人的に一番印象に残って好きかもしれません…(*´ω`*)
六話「さすらう」
最終回の六話目は、ペンションが始まったころから母親と一緒に泊まりに来ていた娘ヤマメさんと、テンコさんのこれからのお話しでした。
ヤマメさん母子のように、毎年決まったところにお泊り旅行するのって羨ましいなぁと思いました…(#^^#)
最期の展開は予告ビデオを見て既にネタバレのような感じだったのでビックリしませんでしたが、テンコさんもやっぱり自由人だからあっちこっち行きたいのかなぁと思いました。(コマちゃんとの会話が、テンコさんの気持ちを後押ししたのかなぁ…。)
この回はスイカも料理も美味しそうだったし、未来に新しい期待と希望が持てるような終わり方で、さっぱりしていて良かったです(*´ω`*)
私もテンコさんのペンションに泊まってみたいなぁ~という感じで終わりましたよ。
森の人(もたいまさこさん)について
全ての話に登場する森の人(もたいまさこさん)。
視聴者に言葉無くして状況を伝えるためにも、森の人の存在がこのお話には欠かせないですね(*´ω`*)
このキャラクターの独特な雰囲気が、現実と見えない世界のバランスを保っているような気がしました。
毎回、どのタイミングでもたいまさこさんが登場するのか楽しみでした…♪
見ているだけで嬉しくなりますね…(#^^#)
テンコ(小林聡美)さんのこと
テンコさんのように、一人で居ることを楽しんでいるような感じで、自然体で生きている女性って良いなぁ~って思います(#^^#)
以前の私だったら、テンコさんの「達観しているような感じ」や「少し考え過ぎなんじゃない」というような物言いにイライラしたかもしれませんが…(笑)
キャラクター的な雰囲気、佇まい、喋り方、お洋服、そういう面でも楽しめました。
小林聡美さんは、派手な感じじゃないけど、凛としてやっぱり好きですなぁ~(*´ω`*)
いつかペンションに泊まってロケ地巡りをしたい
さて、ここまでつらつらと書いてきましたが、いかがだったでしょうか?(*´ω`*)
どうか多くの人がこのドラマに興味を持っていただき、視聴を楽しんで一緒に感想を言い合えるような日が来たら幸いです~♪
ところで、このドラマのロケ地はどうやら長野県は原村らしいので、八ヶ岳方面は大好きなこともあり、いつかペンションに泊まって旅行がてらロケ地巡りをしてみたいです。
ドラマの中で出てきた天然水が飲めるあの水汲み場は近くにあるのかしら…?(^^)
そんな旅をするような日があったら、またブログに書きますね!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました~!
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